皆さんは自分に自信を持っていますか?自信がないから行動に移せない人や失敗を恐れてしまう人が多いかと思います。自分に自信がなさすぎるのはもちろん改善したほうが良いです。今回は自分に自信をつける具体的な方法を科学的にご紹介します!
適度な自信を持つようにしよう!
自分に自信がなく自尊心が低い人ほど鬱になりやすくなる傾向があるといわれています。一方自信過剰になることは、準備や対策を怠る傾向があるので結果的に失敗をしやすいといわれています。
ではどのようにすれば良いのか?それは適度な自信を持つということです。それも目標の立て方に工夫を加えるだけで簡単に適度な自信を持てるようになります。
ではどんな目標を立てれば良いのか?それは自己実現のためではなく、他者貢献のために目標を立てるということです。
自信をつけるなら他者貢献のために目標を立てる◎
自己実現のために目標を立てて、利己的に行動すればするほど不安や鬱は悪化するといわれています。一方、他者貢献のために行動を起こすと不安や鬱は改善し、やる気がみなぎるという研究があります。
海外の大学の研究による実験結果!
「シアトルパシフィック大学」の研究によると、医師から不安症もしくはうつ病だと診断された被験者を対象に、全員を2つのグループに分けて実験を行いました。
①自分を変えるための目標を立てたグループ
・自分が手に入れたいものだけを考えて頑張るという目標
・他人に認められたいから、とりあえず大企業に就職したいとかたくさんお金を稼ぎたいという目標
②他社貢献のための目標を立てたグループ
・自分が頑張った結果、他人を喜ばせたいという目標
・自分がお金をたくさん稼ぐことで家族や友達を幸せにしようという目標
自信をつけるには自己実現のためではなく他者貢献が必要!
結果、①の利己的なグループは、人間関係でトラブルを起こす確率が高まり不安や鬱の症状が悪化しました。
一方、②の利他的なグループは利他的な行動によって、人間関係のトラブルが減り不安や鬱の症状が改善しました。また、やる気まで漲り(みなぎり)健康状態まで回復したのです♪
だから他人から認められるために目標を立てる、もしくは自分の目標だけを思った自己目標を立てると、自分のためになりづらく自身も持てなくなるわけです。つまり本当に自分に自信を身につけたいなら目標は自分に向けるのではなく他者に向けるべきということです。
他人に良い影響を与えようと思って行動するほど自分のメンタルも改善しますし、他人との関係も良くなっていくのです。
特に若い世代、18歳意識調査の結果では、自己肯定感が非常に低いといわれています。だからこそ若い世代は、他者貢献で自信をつけましょう!
自分のために他者貢献♪
いかがでしたか?自己実現を目標にするよりも他者貢献の目標を立てて行動した方が不安や鬱の影響が少なく自信を身につけられます!つまり他人のために何か行動することは実は何よりも自分のためということです。これを機に是非、他者貢献のために目標を立て、適度な自信を身につけてください◎