こんにちは。ホットサインポストの編集部です。今回は、新入生向けに履修の決め方をわかりやすく解説してみました。ぜひ参考にしてみてください。
履修とは?
ざっくり言うとその1年間で受ける授業を申請することです。大学は単位制で、受ける授業を自由に決めることができます。それぞれ自分に合わせた授業を履修しましょう。
日本大学の授業について
抽選に参加しなければ履修のできない授業もあり、その通知も無いため人気の授業を履修できないまま履修が決定する場合もあります。以下の手順で履修について考えてみましょう。
1.仮時間割を作成しよう。
新入生である1年生は必修科目といって、学部生には必ず履修し、単位を取得しなければならない授業があります。クラスにより自動的に時間割に既に追加されているので学部要覧の最終ページ辺りを確認しましょう。
クラスについては本記事下方に記載しています。
2.受けたい授業を選抜しよう。
学部要覧から自分の受けたい授業をまずは選択しましょう。新入生からするとよくわからない授業ばっかりだと思います。内容に関して詳しく知りたい人はエコリンクからシラバスを開きましょう。学校や教授が計画する内容が閲覧できます。
本サイトは、学生目線の授業の雰囲気や難易度について記載しています。履修が決定してから、授業の難易度の高さに困ることが多々おきます。その確認と、相談相手が欲しいと思っていたので、このサービスを開始しました。
3.授業の上手な選び方!
各科目によって、総合教育科目26単位、専門教育科目72単位、外国語科目16単位、保健体育科目2単位と種類があります。総合教育科目・外国語科目から自由に選択し8単位というものまであります。また、履修可能な授業は2年、3年と進学するにつれて範囲は拡大します。
結論から言うと、1年生はどの授業を履修しても構いません。なぜなら、1年生は必修科目が多く、自由に選択できる科目がそもそも少ないです。また、残り3年間の段階で卒業要件に合わせて調整がいくらでも可能だからです。
4.抽選科目と抽選申し込み期間に注意!
人気の授業は抽選により決定されます。早いものは4月の始めに抽選の申込を締め切ります。また、データ処理等のパソコンを利用する科目や、外国語科目のほとんどが、履修期間より前に抽選が行われます。1年生は知らずに履修できないことが多いです。
どの授業が抽選科目なのかをきちんと確認し、履修したい授業の抽選は必ず参加しましょう。申し込み手続きはEcoLink「履修登録・学生カルテ」から履修登録画面の記載内容を参照し、期間内に希望する科目を申し込んでください!
2年生、卒業後にも役に立つ授業5選!
大学に入学し、今後の目標は人それぞれ違うと思います。しかし、どの分野に進んでも必ず役に立つ科目があります。1年生のうちに基礎を固め、2,3年へ進学後であったり、卒業後に知っていてよかったと思える、本当に役立つ授業を選びました。
1.基礎統計学
二年生で始まるゼミや、各科目の課題においても、2つの事象についての相関関係をもとに課題を作成することが増えてきます。基礎統計を学んでおくと、理解に深さが生じるため、説得力のあるものになります。実際に履修していた先輩方も、良くオススメする授業になっています。その中でも大澤先生の授業はわかりやすく勉強になると評判で人気です。
2.日本語表記
尊敬語や謙譲語などの日本語の基礎となるものから、レポートや履歴書、エントリーシート等の書き方を学びます。特に、今後レポートの提出が多くなります。また、企業への履歴書などを書く機会も増えるのではないでしょうか。書面だけで教養の有無を決められかねないよう、最低限のマナーとして1年生から学んでおくとよいでしょう。
3.データ処理論
パソコンと初歩的な使い方から、Excelの関数やワードとの連結等、幅広い実用的な技術を学ぶことができます。統計をPCで算出する方法や、レポートのまとめ方なども教えてもらえます。今後、研究する際にも活用でき、見やすいきれいなレポートを提出することも可能になります。戸塚先生や福田先生が人気です。
4.簿記Ⅰ
いわゆる会社の家計簿のようなものを学びます。簿記の知識を持っておくと、企業の経営状況や経営戦略を客観的に自分で測ることができます。また、学生が一般として知っている前提で話が進む授業もあります。そして簿記は様々な資格の最初の関門になるので3級は一年生のうちに必ず取っておくべきです。資格の専門学校である、大原学園の先生ですので、尾上先生がおすすめです。
5.心理学
心理学と聞くと人の心を操るような技術を学べる授業と思うかもしれませんが、それは違います。自分の行動がどのような心理状況で起こるのか等を学べます。2年、3年と進級するにつれて、心理学分野の授業範囲は広がります。応用心理学や産業組織心理学はおもしろい授業と評判なので、1年のうちに基礎として心理学を取っておくのは良いでしょう。
授業の種類は3つ!
授業には大きく分けて3つあります。必修科目、選択必修科目、選択科目です。
必修科目
必修科目は1,2年生が対象で、クラスごとに決められた先生の授業を履修します。必修を落としてしまうと来季に再履修となってしまうのでしっかりと取れるように勉強しましょう。
選択必修科目
選択必修科目は、必ず履修しなければいけない授業で、いくつかの中から授業を選んで履修します。経済学科でいうと経済史Ⅰ、経済史Ⅱ、日本経済入門、経済分析入門から最低2つ選んで履修しなければいけません。
選択科目
選択科目は特に縛りなく、自由に履修できる科目です。
履修登録のコツ
日本大学経済学部は4年間で124単位を履修しなければなりません。学年ごとに履修できる最大単位数は決まっており1年生は42単位、2,3,4年は各40単位となっております。
また、124単位のなかにも内訳があります。各項目からバランスよく履修していくとあとあと便利になるので、バランスをとって履修しましょう。
下記リンクから内訳を確認してみてください。どの科目がどの分類に入るかは、学部要覧や、シラバス、時間割表にも記載があります。
1年生は学科にもよりますが、20単位程度選択し、履修登録する必要があります。
実際に組んでみよう
1.紙とペンを用意しましょう。
2.必修科目を埋める!
紙に、格子状に時間割を作ります。1年生は必修科目を先に埋めましょう。必修科目はエコリンクのお知らせの『必読』令和2年度時間割表(履修登録ガイド)について(No.2)の必修表・成績評価に関する質問票に記載されていますので、確認してみてください。
こんな感じのページ!
クラス | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | ||||||||||||||||||||||||
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 1 | 2 | ||||
K01 | リラ | ミマ | G | 日 | コ | 健ス | ミマ | 日 | 分 | 分 | 済 | リ ラ |
コ | 自 | G | |||||||||||||||
K02 | 自 | G | 日 | コ | 日 | ミマ | リラ | 分 | 済 | コ | ス健 | ミマ | リ ラ |
G | ||||||||||||||||
K03 | 済 | ミマ | 日 | コ | G | ミマ | 日 | 分 | 健 | リラ | ス | 日 | コ | G | 自 | リラ |
自:自主創造 ミ:ミクロ経済学Ⅰ マ:マクロ経済学Ⅰ 経:経営学
日:日本経済入門 分:経済分析入門 済:経済史Ⅰ・Ⅱ
インⅠ・Ⅱ:英語インテンシブ・リスニングⅠ・Ⅱ TLⅡ:TOEFLⅡ
現:現代企業論 会:会計学 営:経営史 金:金融公共分析手法入門Ⅰ
ス:スポーツ科学 健:健康科学論
リ:英語リーディング ラ:英語ライティング コ:英語コミュニケーション
G:ドイツ語Ⅰ・Ⅱ F:フランス語Ⅰ・Ⅱ C:中国語Ⅰ・Ⅱ S:スペイン語Ⅰ・Ⅱ
今回は上記表のK01クラスの必修を想定して作ってみます。
3.次は選択科目を記入する!
必修を埋めたら、次は選択科目です。4年間かけて卒業要件を満たすことができるよう、総合教育科目、専門教育科目があることを知っておきましょう。
ちなみに、1年生は総合教育科目、専門教育科目を特に気にする必要はありません。2,3年生の履修次にいくらでも調整が可能です。
1年生が取れる単位は最大で42単位です。後のことを見越して42単位分しっかり埋めましょう。一通り埋めたらもう一度、必修科目と曜日と時間が被っていないか、抽選科目はどれなのか再確認して完成です。
※自分のクラスが不明な場合は教務課にすぐに問い合わせましょう。
履修登録(WEB)受付期間と履修の仕方
抽選科目等でない科目の履修期間は、以下の通りです。登録の手順は、エコリンク(ポータルトップ)→CampussPlanへログイン→履修登録と進み行います。抽選期間、履修期間でないと表示されません。
令和2年5月1日(金)12時 ~ 4日(月)18時
これらの科目は、以下のURLから検討できます。
P34~46_令和2年度時間割表(1年生用).pdf
P48~58_令和2年度時間割表(2年生用).pdf
P60~70_令和2年度時間割表(3・4年生用).pdf
4月20日からの抽選科目について
1年生がよく参加できず、あとになり気付く抽選科目の参加についてです。
どの科目が、抽選科目で、抽選の申し込み期間はいつなのかに注意し、把握しておきましょう。以下の記事で申込期間などをまとめています。
どの科目が抽選科目なのか、こちらはエコリンクにいて詳細が細かく掲載されているので参考にしましょう。
【必読】令和2年度時間表〔履修登録ガイド〕について(No.2) (授業)
定員制科目抽選の日程を詳しく知りたい方はこちら↓
https://hot-signpost.com/sistem/register-lottery/
定員制科目の授業情報を知りたいからはこちら↓
https://hot-signpost.com/curriculum/class-matome/t
楽単ってなに?オススメの授業を紹介!
「楽単の授業は?」と聞きますが、先輩や同期、うわさで流れてくる楽単の定義は以下の3点に主に当てはまります。
・授業中、自由に私語や内職、出入りができる。
・勉強しなくても単位が取得できる。
・出席する必要がない。
1時間90分の授業で、授業料から計算すると1限で5000円ほど払っている計算になります。せっかく大学に入学し、お金を払っている立場にあるので楽単にこだわらずに自分の学びたい授業を学びましょう。
もっと詳細を知りたい方へ
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