こんにちは。ホットサインポストの編集部です。私達は日常の小さい決断から、人生を左右する大きな決断をしながら生きています。多くの決断をより良くするために「批判的思考」を身につけましょう。
批判的思考力なぜ必要なのか、意味とは?
人生は決断の毎日です。たとえば、流行りの服を買うべきか?就職先はここで良いか?少しの投資で多額の収入を得られるのか?など。全て最適な決断をするのは難しいかも知れません。
しかし、特に効果的なのは批判的思考です。この思考法を身に着けておけば、状況を慎重に分析し、先入観やごまかしなどの問題を明らかにすることができます。最善の策ができるようになるでしょう。
めんどくさくて、なんとなく良さそうという思考停止で物事を選択することをやめましょう。常に良い選択を取っているなと思う人は、批判的思考を使い、思いつく選択肢のすべてを懐疑的な思考で精査しています。
批判的思考を身につける5つのステップとその例
この手段で、もっとも有益で信頼できる情報のみにします。批判的思考に近づく方法は、いろいろあります。今回はその1つ、5段階のプロセスで問題が解決できるようになるかもしれません。
ステップ1:自分の疑問を明確にする
自分が何を目指しているのか目標を明確にし、何が疑問かを考えましょう。例えば、2人に告白された際、どちらか決めるのに迷うことがありますよね。それは、決断する要因が多くあるからです。
恋人を決めるにあたって「ビジュアルが良い人」「将来性がある人」「性格が良い人」などの判断基準を多く設けているからです。あなたの人生目標が「裕福で幸せに過ごす」であれば、「将来性がある人」で良いはずです。
目的がはっきりしていれば、取捨選択することができ、自分の求めるものを見つけることができます。本当に良いものを判断できるようになります。ここでの疑問は「将来性がある人」との結婚が人生目標野達成につながるのか、です。
ステップ2:情報を集める
インターネットの普及により、自分で手に入れられる情報はたくさんにあります。自分の疑問が明確であれば、重要度の高い情報を選び出せます。
「将来性がある人との結婚であれば、人生目標を達成できるのか?」「人生の幸せは裕福で過ごすことなのか?」と考えるなら、お年寄りから証言を聞いたり、やネットで議論をして探しましょう。
情報を収集することで、様々な選択肢を比較検討することができ、目標にマッチした手段に近づくことができます。
ステップ3:自問自答する
ここでは批判的な質問の投げかけを行います。決断に関して、自分に問い続けましょう。「この決断は何が影響しているだろう?」「誰の考えが影響しているのだろうか?」「情報に関しての解釈は理にかなっているのか?」
例えば、「必ず大金が手に入る方法を教える」 という連絡が届いたら、 「なぜ自分に連絡が来たのか?」「送り主の話は真実か?」 「情報から、この条件は理にかなっているか?」などです。
ステップ4:未来を予想する
決断の先に何が起こり得るのか、本来の目的は達成されるのかを熟考しましょう。自分にとって良い選択と思っていたことが長期的にはそうでない可能性があります。
選挙の時期、消費税を無くす政治家が現れたため、投票したとします。一見したところ良さそうですが、長期的に国の経済状況は良くなるでしょうか。予期せぬ重大な影響が起こる可能性があると予測できますよね。
ステップ5:別の視点を探る
自分の興味のないものに魅力を感じる人が、なぜ大勢いるのかを自分に問いかけましょう。ひとつも賛成できなくてもあらゆる見解を検証することで、自分には正当と思えない理由が明らかになるかもしれません。
例えば、日本に入国したい難民の申請者は10,375人であり、認定された者はたった44人です。困っているなら受け入れるべきだと考えるかも知れませんが、そうしない正当な理由が数多くあるはずです。
この作業を通すことで、代替アイデアや自分の選択の査定ができるようになります。最終的には十分な情報を得た上での決断ができるようになります。
まとめ
この5段階のステップは、1つの手段にしか過ぎません。しかし、私たちが確かな選択をする場面を 増やしてくれるでしょう。批判的思考は大量の情報を取捨選択し、目標達成の手段を見つけ出します。十分な数の使い手がいればその力で世界はもっと分別のある場所に変わるでしょう。